こんにちは、上田知樹です。
今日も歯にまつわる面白い話を書いていきますね。
今日は「歯ブラシ」の話です。
歯ブラシがいつ頃誕生したか、ご存知ですか?
古来は歯を磨くには楊枝を使っていました。
これは爪楊枝ではなく房楊枝と呼ばれるもので、細い木の枝をブラシのように一方の端を噛み砕いて使用したそうです。
楊枝で歯を磨く習慣がいつから始まったかは不明ですが、仏典に釈迦が楊枝を使って地に投げたところたちまち根づいて大木となった話があり、当時既に楊枝が使用されていたことが伺われますね。
日本でも歯ブラシが一般化するまでは房楊枝が一般的に歯磨きに使用されていたそうです。
アメリカ歯科医師会によると、1498年に中国の皇帝が豚毛を骨の柄に植えつけたものを歯磨きに使用したものが、最初の歯ブラシであるとしています。しかし1223年に禅僧の道元が留学先の宋における「馬の尾を寸餘にきりたるを牛の角のおほきさ三分ばかりにて方につくりたるがながさ六七寸なる、そのはし二寸ばかりにうまのたちがみのごとくにうゑて、これをもちて牙歯をあらふ」習慣を記述しており、実際の歴史はさらに古いものと考えられています。17世紀ごろからヨーロッパでも使用されるようになりますが、19世紀に大量生産されるようになるまで一般的ではありませんでした。
1903年(大正3年)に小林富次郎商店(現在のライオン)が「萬歳歯刷子」を発売。
1938年2月24日にはデュポン社がナイロン製の歯ブラシを初めて売り出したそうです。
人間は最初は楊枝で歯を磨いていたんですね。
今は歯ブラシも進化していますから、それを考えると便利になったなぁと思います。